イマーシブ

イマーシブ体験 感覚過敏|刺激の確認

イマーシブ体験 感覚過敏|刺激の確認イマーシブ体験 感覚過敏|刺激の確認
最初に押さえたいポイント

イマーシブ体験で感覚過敏への備えを考えるなら、刺激を種類別に確認します。音、光、接触のように分けると、主催者が確認しやすくなります。特定の診断と参加可否を直結させず、本人の受け取り方を伝えましょう。

五つの刺激と退出の条件を一枚に並べる

音・光・接触・匂い・人混みの五行を作ります。各行に「発生」「予告」「離れられるか」の三列を書いてください。体験の一部だけを回避する案と、全体から退出する案を分けます。

  • ✓音量・低音・突然の音を分けて聞いた
  • ✓光の点滅・暗転・スクリーンを聞いた
  • ✓演者・参加者・小道具との接触を聞いた
  • ✓匂い・スモーク・室温と人混みを聞いた
  • ✓静かな待機場所と退出後の合流を聞いた

一般的な配慮例を個別の対話へ置き換える

障害者の差別解消に向けた理解促進ポータル・発達障害の事例で移動に必要な情報を確認できます。あわせてリアル脱出ゲーム公式・音と光の利用制限例も参照してください。理解促進ポータルは、発達障害のある人との意思疎通に関する事例を紹介しています。その事例がイマーシブ体験で同じ内容として必ず提供されるわけではありません。本人が希望する方法と主催者が実行できる方法を対話で調整します。

公式作品には、大きな音と光の点滅を利用制限に書く記載例があります。記載の対象外である匂いや人混みがないとは断定できません。選んだ作品に五項目の表を送り、回答できない項目も明示してもらいます。

刺激を避ける・一時離れる・終了するを比べる

例えば、予告がある音だけをイヤーマフで調整したい場合があります。一方で演者との接触が体験に必須なら、その場面だけ離れられるかを聞きます。複数の刺激が同時に重なる場面では、退出して体験を終了する案を残します。

項目が見切れる場合は横にスクロールできます イマーシブ体験 感覚過敏の計画比較
選び方向いている希望確認点
一種類を調整特定の音や光を避けたい持参具、予告、情報取得
一時的に離れる特定場面の間だけ待機する待機場所、合流、ネタバレ
体験を終了複数刺激が重なるときに退出する合図、誘導、帰路

誘導用のイヤホンやイヤーマフは、スタッフの音声案内も遮る可能性があります。持参具を許可するかと、緊急合図を受け取れるかを一緒に聞いてください。一つの対応が他の刺激や安全運用に与える影響も対話します。

刺激の「種類」「重なり」「回復」を言葉にする

音と光が重なる場面が苦手な人

別々の刺激を許容できても、同時発生は異なると伝えます。開始音、照明転換、演者登場が重なるか、公開可能な範囲で聞いてください。座席を変えた場合の刺激量を主催者が保証できるとは限りません。

接触と近距離の会話を避けたい人

演者が肩や手に触れる可能性と、参加者同士の距離を分けて聞きます。接触しない識別方法があるか、チケット購入前に相談してください。希望が演出の本質と両立しない場合の代替案も聞きます。

刺激の後に静かな時間が必要な人

休憩スペースの照明、音、人の出入りを聞きます。体験を中断した後に同じ場所へ戻るか、その日を終了するかを決めてください。休憩場所までの誘導と同行者の合流も確定します。

刺激マトリクスを主催者と二往復する

最初のメールでは、五つの刺激と本人の希望を表にして送ります。返信を受けたら、発生の有無だけでなく予告と退出を聞き返してください。二往復目で当日の担当者と待機場所を確定します。

  1. 公式ページの利用制限と問い合わせ先を開く
  2. 音・光・接触・匂い・人混みの表を送る
  3. 各刺激の予告と一時回避の可否を聞き返す
  4. 待機場所・退出合図・同行者との合流を決める
  5. 当日の状況により参加を見送る基準を本人が決める

問い合わせの目的は、刺激をすべてなくす依頼ではなく参加判断に必要な情報収集です。主催者が答えられない演出や、調整できない点もそのまま書き残してください。本人が判断に足りないと感じたら、参加しない選択を取ります。

イマーシブ体験と感覚過敏のFAQ

Q感覚過敏でもイマーシブ体験に参加できますか?

診断名や特性名だけで参加できるかは決められません。作品の刺激と本人が必要とする調整を、主催者と個別に照合してください。返信と本人の判断により、参加または見送りを選びます。

Q刺激の詳細はネタバレになりませんか?

物語の答えや仕掛けの内容を聞かず、音や接触の種類を質問します。主催者が公開できる範囲と、回答できない範囲を分けてもらってください。情報が足りないなら、その不確定性を含めて本人が判断します。

Qノイズキャンセリング機器は使えますか?

持込み可否は作品の連絡手段と安全案内により異なります。使いたい機器の種類と、スタッフの声がどの程度聞こえるかを伝えてください。許可されない場合は、座席や音量の調整など別の方法を相談します。

次の一歩

イマーシブ体験の感覚刺激は、五種類を個別に質問します。一般的な配慮例から結果を決めず、選んだ作品の運営と対話してください。本人が判断できる情報と退出計画がそろった後に、参加を決めます。